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ラ・パルマ島は北大西洋上の島。スペイン領カナリア諸島を構成する島の一つ。諸島の西北端に位置する。面積は706km²。行政上はサンタ・クルス・デ・テネリフェ県に属している。人口は約8万5000人、行政所在地はサンタ・クルス・デ・ラ・パルマ。 長さ47kmのくさび形をした火山島で、2つの大きな火山がある。そのうち北側にある標高2,426mのロケ …
ラ・パルマ島は北大西洋上の島。スペイン領カナリア諸島を構成する島の一つ。諸島の西北端に位置する。面積は706km²。行政上はサンタ・クルス・デ・テネリフェ県に属している。人口は約8万5000人、行政所在地はサンタ・クルス・デ・ラ・パルマ。 長さ47kmのくさび形をした火山島で、2つの大きな火山がある。そのうち北側にある標高2,426mのロケ・デ・ロス・ムチャチョス山は、急な火口壁を持つタブリエンテ・カルデラによって切り取られ、南西側に大崩壊した跡がある。南側にある標高1,949mのクンブレ・ビエハ火山はカナリア諸島で最も活発な火山の一つである。細長く南北に伸びた火山体は12万5000年前頃から活動を始めた。過去7000年間の火山活動は、古い火口丘からクンブレ・ビエハの活動軸に沿った割れ目噴火の形態をとり、溶岩流が海に急激に流れ落ちている。ラ・パルマにおいての歴史的な爆発は15世紀から記録され、穏やかな噴火と溶岩流が人口が多い地区に被害を及ぼした。島の南端は1677年〜1678年の噴火で生じた広い溶岩流地帯である。1585年、1646年、1712年、1949年、1971年の火山活動でも溶岩流が海に達している。
  • 所在地: スペイン
  • 所在海域: 大西洋
  • 面積: 708.32 km²
  • 最高標高: 2,426 m
データ提供: ja.wikipedia.org